コイカツ!の体験版にVR化MODを導入してVRでプレイ

イリュージョンから4月27日発売予定のエロゲー「コイカツ!」の体験版が配信中です。
本編はVRに対応予定ですが、配信中の体験版はVRに未対応です。
有志が作成したMODを導入することで、VRでプレイ可能になります。
MODを導入しプレイするまでの手順を紹介します。

VR化の為に、一部ゲームのファイルを弄る必要があります。
※公式対応ではありません。MODの導入は自己責任です。

製品版のVR化はこちらで紹介しています

目次

コンセプト

イリュージョンが可能にした全く新しい「ハイクオリティ3Dアニメキャラ」!
キャラメイクを超えた「キャラクターデザインシステム」!30性格の女の子達と過ごす「いちゃらぶ学園ライフ」!
これらがすべて入った最高の「3DキャラメイクH恋愛シミュレーション」それが『 コイカツ! 』です!
あなたが生み出した、理想の3Dアニメキャラクター達とあなただけの学園生活を思う存分楽しんでください!

3DキャラメイクH恋愛シミュレーション 『コイカツ』 コンセプトページ


体験版ダウンロード

SteamVRのインストール、HMD(Vive等)の設置と各種設定も完了した状態にしておきます。

下記リンクより体験版をダウンロード後「koikatu_01_trial.exe」を実行して解凍して下さい。
解凍して出てきた「Startup.exe」を実行してインストールします。
http://www.illusion.jp/preview/koikatu/download/index.php

コイカツのファイルを弄る

VR化するためにコイカツのファイルを弄る必要があります。
UABE(Unity Asset Bundle Extractor)というファイルを展開できるソフトを使用します。

UABEをダウンロード

UABEをこちらからダウンロードして、zipを解凍してください。
OSが32bitなら32bit、64bitなら64bit
https://github.com/DerPopo/UABE/releases

UABEを使用してファイルを展開

解凍したUABEを起動
「File → Open」からコイカツのインストールフォルダにある
KoikatuTrial_Data / globalgamemanagers」を開いてください。

「Path ID」が11の「Type」がBuild Settingsとなっている行を選択し、「Export Dump」をクリックしてテキストファイルを保存してください。
保存完了後も、UABEはそのまま起動した状態にしてください。

テキストファイルを修正

保存したテキストファイルをメモ帳等で開き、30行目の「0 vector enabledVRDevices」から32行目の「0 int size = 0」までを下記のように変更して保存してください。

変更前

0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0

変更後

0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"

参考

上記変更で起動できない場合があります、その場合は下記の変更を試してみてください。

変更後2

0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"

UABEでファイルを戻す

UABEの画面へ戻り、先ほど修正して保存したテキストファイルをインポートします。
「Import Dump」をクリックし、修正したテキストファイルを選択します。
下の「OK」をクリックすると、変更を保存するか表示されるので、「はい」を選び、globalgamemanagersを保存します。

保存したglobalgamemanagersを、コイカツのインストールフォルダにある「KoikatuTrial_Data / globalgamemanagers」へ上書きしてください。

MODをダウンロード

こちらからMODをダウンロード
v1.1bが最新ですのでzipをダウンロードしてください。
https://github.com/obtdai/VRGIN.Template/releases

zipを解凍し、コイカツのインストールフォルダへコピー

exeをドラッグ

コピーした「IPA.exe」へコイカツの「KoikatuTrial.exe」をドラッグします。
黒いウィンドウが表示され、処理が終了し、ウィンドウが自動的に消えたら完了です。

とりあえず起動してみる

とりあえず導入が成功しているかの確認も兼ねて1度起動してみます。
SteamVRを起動した状態で、「KoikatuTrial.exe」を実行してください。
VRに表示されたのを確認したらソフトを終了してください。

本番前に

このままでも問題なくプレイできますが、キャラに近づくと、頭や体の中身が見えてしまいますので、キャラまでの距離を調整をします。

先ほどの初回起動時に「VRContext.xml」というファイルが作成されています。
「VRContext.xml」をメモ帳などで開き、21行目にある「NearClipPlane」の数値を「0.01」へ変更して保存しましょう。

これでかなり近づいても貫通することなくプレイができるようになります。
没入感アップの為に変更を強くオススメします。

VRコントローラー操作の前に

以上でプレイできる状態が整ったので、SteamVRを起動した状態でコイカツを起動しましょう。

起動後は操作がキーボードとマウスになっているためVRコントローラーで操作(移動など)ができません。
操作モードを切り替えればグリップ移動ができるようになりますので切り替えましょう。

キーボードの「Ctrl C」を2回押すとコントローラーでグリップ移動が可能になります。

これは起動するたびに毎回キーボードを押す必要があります。

操作方法

※以下コントローラーはViveで確認した操作方法です。oculusや他HMDと異なる場合があります。

コントローラーの切り換え

メニューボタンを押すことでコントローラーの役割を切り換えることができます。

ゲーム画面

ワープ・移動

ゲーム画面操作

ゲーム画面がコントローラーに表示されます。
ゲーム画面の操作は、非VRの通常モードと同じなので、通常モードをプレイしていればVRでも特に問題ないと思います。

コントローラーの1つをゲーム画面にした状態で、もう1つのコントローラーをゲーム画面へ向けると、コントローラーからレーザーポインターが出てきます。
これがマウスカーソールの役割になり、ゲーム画面へ向けて選びたい項目等にポインターを当てた状態でトリガーを握れば選択できます。

グリップボタンを押すと、ゲーム画面を空間内に固定することができます。
再度押すとコントローラーへ戻ります。

移動方法

コントローラーの移動状態で、ワープとグリップ移動が可能です。

ワープ
トラックパッドを撫でると表示されるエリアへトラックパッドを押すと移動できます。

グリップ移動
動きたい方向へコントローラーを出し、グリップを押して引くと進むことができます。
高さや微調整はグリップ移動がオススメです。

視点回転
トラックパッドの左右を押すと、視点を左右へ動かすことができます。

一足先にプレイ

少しファイルを弄ったりする必要はありますが、MODを使用してVR化が可能です。
若干動作が重く快適とは言えませんが、本来対応していないVRに対応させていますので仕方ないですね。

キャラメイクがメインの体験版なので、当然エッチのシーンはなく、エッチは楽しめません。
ポーズを揺れにして自分の位置を調節すれば、騎乗位をしてるようにできなくはないです。
エッチは楽しめませんが、作成したキャラをVRで確認するなら十分ですね。
キャラをVRで確認すると違って見えることもあるので、VRメインでプレイを考えてる方は、体験版で先に確認するのもアリだと思います。

インサルトオーダーと同様にファイルを弄る必要がありますが、今後未対応のエロゲーをVR化をする際には必須になると思います。
最初は少し大変ですが、覚えればすぐ出来るようになりますので、VRを楽しみたい方は覚えましょう。
MODの作者様にも感謝です。

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