この記事の方法はZIPMODには対応していません。
ZIPMODに対応した本編VR化MODはこちらで紹介しています。
イリュージョンの恒例ですが、公式VRパッチを適用しても本編はVRでプレイできません。
有志が作成したMODを導入することで、本編をVRでプレイ可能になります。
※公式対応ではありません。MODの導入は自己責任です。
コンセプト
イリュージョンが可能にした全く新しい「ハイクオリティ3Dアニメキャラ」!
キャラメイクを超えた「キャラクターデザインシステム」!30性格の女の子達と過ごす「いちゃらぶ学園ライフ」!
これらがすべて入った最高の「3DキャラメイクH恋愛シミュレーション」それが『 コイカツ! 』です!
あなたが生み出した、理想の3Dアニメキャラクター達とあなただけの学園生活を思う存分楽しんでください!3DキャラメイクH恋愛シミュレーション 『コイカツ』 コンセプトページ
事前に
SteamVRのインストール、HMD(Vive等)の設置と各種設定も完了した状態にしておきます。
無料で衣装等が追加される追加データの適用をオススメします。
動作は「キャラデザ強化パックVol.02 & CHARA STUDIO 05/11更新版」で確認しています。
http://www.illusion.jp/preview/koikatu/download/update.php
注意
※※※
MODを入れたコイカツで作成したキャラを公式のアップローダーへアップしてはいけません。
アップしたキャラは削除されます。BANをされるとアップローダーへアクセスが出来なくなります。
※※※
コイカツのファイルを弄る
VR化するためにコイカツのファイルを弄る必要があります。
UABE(Unity Asset Bundle Extractor)というファイルを展開できるソフトを使用します。
UABEをダウンロード
UABEをこちらからダウンロードします。
64bitをダウンロードしてzipを解凍してください。
https://github.com/DerPopo/UABE/releases
UABEを使用してファイルを展開
解凍したUABEを起動
「File → Open」からコイカツのインストールフォルダにある
「Koikatu_Data / globalgamemanagers」を開いてください。
※ globalgamemanagersはバックアップをオススメします。
「Path ID」が11の「Type」が「Build Settings」となっている行を選択し、「Export Dump」をクリックしてテキストファイルを保存してください。
保存完了後も、UABEはそのまま起動した状態にしてください。
テキストファイルを修正
保存したテキストファイルをメモ帳等で開き、
76行目の「0 vector enabledVRDevices」から78行目の「0 int size = 0」までを下記のように変更して保存してください。
変更前
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0

変更後
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"

参考
上記変更で起動できない場合があります、その場合は下記の変更を試してみてください。
変更後2
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"
UABEでファイルを戻す
UABEの画面へ戻り、先ほど修正して保存したテキストファイルをインポートします。
「Import Dump」をクリックし、修正したテキストファイルを選択します。
下の「OK」をクリックすると、変更を保存するか表示されるので、「はい」を選び、globalgamemanagersを保存します。
※ 現在開いているglobalgamemanagersへ上書き保存は出来ません。
コイカツのインストールフォルダの「Koikatu_Data」に保存をオススメします。適当に別名で保存してください。
デスクトップ等に保存した場合、ファイルが壊れてしまう事があります。
別名で保存したglobalgamemanagersを、コイカツのインストールフォルダにある「Koikatu_Data / globalgamemanagers」と入れ替えてください。
MODをダウンロード
本編をVRコントローラーで操作を可能にするMODを導入します。
現在v06が最新ですので、新しく導入する人向けの「KoikatuVR.v06_full.zip」をこちらからダウンロードしてください。
https://github.com/vrhth/KoikatuVR/releases
zipを解凍し、コイカツのインストールフォルダへコピー
exeをドラッグ
コイカツの「Koikatu.exe」をコピーした「IPA.exe」へドラッグします。
黒いウィンドウが表示され、処理が終了し、ウィンドウが自動的に消えたら完了です。
オプションを追加
先ほどの作業で、「Koikatu (Patch & Launch)」というショートカットが作成されます。
ショートカットを右クリックしプロパティを表示して、リンク先の末尾に「 –vr」と追加してください。先頭に半角スペースを必ず入れてください。
追加しなくても起動することもありますが、確実に起動させるために追加をオススメします。
起動してみる
とりあえず導入が成功しているかの確認も兼ねて1度起動してみます。
SteamVRを起動した状態で、「Koikatu (Patch & Launch)」を実行してください。
SteamVRステータスにKoikatu.exeと表示されていれば導入成功です。
ゲームのタイトル画面がコントローラーに表示されたのを確認したらソフトを終了してください。
表示されない場合、ここまでの手順で間違えている箇所があります。
本番前に
このままでも問題なくプレイできますが、キャラに近づくと、頭や体の中身が見えてしまいますので、キャラまでの距離を調整をします。
先ほどの初回起動時に、コイカツのインストールフォルダに「VRContext.xml」というファイルが作成されています。
「VRContext.xml」をメモ帳などで開き、21行目にある「NearClipPlane」の数値を「0.01」へ変更して保存しましょう。
これでかなり近づいても貫通することなくプレイができるようになります。
没入感アップの為に変更を強くオススメします。
操作方法
※以下コントローラーはViveで確認した操作方法です。oculusや他HMDと異なる場合があります。
コントローラーの切り換え
メニューボタンを押すことでコントローラーの役割を切り換えることができます。
ゲーム画面
ワープ・移動
キャラ移動
ゲーム画面操作
ゲーム画面がコントローラーに表示されます。
ゲーム画面の操作は、非VRの通常モードと同じなので、通常モードをプレイしていればVRでも特に問題ないと思います。
コントローラーの1つをゲーム画面にした状態で、もう1つのコントローラーをゲーム画面へ向けると、コントローラーからレーザーポインターが出てきます。
これがマウスカーソールの役割になり、ゲーム画面へ向けて選びたい項目等にポインターを当てた状態でトリガーを握れば選択できます。
グリップボタンを押すと、ゲーム画面を空間内に固定することができます。
再度押すとコントローラーへ戻ります。
移動方法
コントローラーの移動状態で、ワープとグリップ移動が可能です。
ワープ
トラックパッドを撫でると表示されるエリアへトラックパッドを押すと移動できます。
グリップ移動
動きたい方向へコントローラーを出し、グリップを押して引くと進むことができます。
高さや微調整はグリップ移動がオススメです。
視点回転
トラックパッドの左右を押すと、視点を左右へ動かすことができます。
キャラ移動
あまり操作確認ができていませんので、MOD配布先の操作方法を掲載します。
https://github.com/vrhth/KoikatuVR#操作方法
新たに学校のアイコンのツールが追加されています
このツールの状態での操作(oculusでやってるのでviveでの確認してません)
※ポインターが浮いてるウィンドウにあたってるときはこれらの操作はできないので注意トリガー
HMDが向いている方向に移動(カメラも追従)
VRSettings.xmlで目線の高さを変更できます
UsingHeadPosがtrueのときはキャラクターの目線の高さ、 falseのときはStandingCameraPosとCrouchingCameraPosの値による高さになります
オマケ:しゃがむとその高さになるので実際にしゃがみながらやると楽しい
※ダッシュだと酔いやすい&操作しにくかったので、歩き(Shift押し)にしてます。
※酔い注意(特にキャラクターの目線の高さを使うと歩くとき上下に揺れるので酔いやすい)HMDの高さによる立ちしゃがみの切り替え
HMDの高さが一定を下回る(上回る)としゃがみ(立ち)ます VRSettings.xmlのCrouchByHMDPosで有効無効、 CrouchThrethouldとStandUpThrethouldでどの高さで実行するかを設定できます ※値はHMDの基準位置とHMDの現在位置の差グリップ
カメラの位置にプレイヤーキャラを移動
押しっぱなしで現実で動くと仮想空間でも動き回れるスティック(タッチパッド)
上 F3
下 F4
左 左回転
右 右回転
中央 右クリック
※全て倒すだけでなく押し込む必要ありぱいタッチなど、3Dモデルをクリックする操作について
会話時は、VR上で真正面にアップで表示されている状態にしてウィンドウの真ん中らへんをクリックでなんとか(ようはHMDじゃなくて通常のディスプレイのほうでの表示をクリックする)
H時は不可能ではないもののウィンドウ内でのマウスの位置と対応する3D空間での位置がわかりにくすぎるので、困難 (本編で愛撫で絶頂させる必要がある場合はマクロの使用を推奨)リモコン操作
以前の通りマウス左クリック(MenuToolのトリガー)でリモコン操作できるので、場面によってはそのほうが便利かも
実験的
体験版とほぼ同じ手順でVR化が可能です。
VRで操作を可能にするMODを導入することで、本編をVRで楽しむことができます。
バージョンアップをした場合は、上記と同じ手順を再度行なう必要があります。
まだ実験的なバージョンとのことですので、多少の不具合は承知の上で使用してください。
一部VRコントローラーで操作が厳しい部分もありますが、一応プレイ出来るだけでもありがたいですね。
キャラスタジオのVR化はこちらで紹介しています

コメント
コメント一覧 (20件)
ありがとうございますっ!!
いつも こちらの情報でお世話になっております。
今回どうしても コイカツ本篇VRがしたいと思っているのですが、
UABEを使用の際 最後のテキストファイルを戻すさいに
「cannot open the file for writing!」
というメッセージがでてしまいます、、、
そのエラーメッセージに遭遇していないので分かりませんが、UABEを管理者権限で実行してインポートしてみてください。
質問の回答 感謝しています。
管理者制限で実行か!なるほどと上手くいきそうな予感
をもってチャレンジしましたが
*保存したglobalgamemanagersを、コイカツのインストールフォルダにある「Koikatu_Data / globalgamemanagers」へ上書きしてください。
で上書き実行する時に エラーがでてしまいますねー
ウィンドウズ10をつかっています、、、、
UABEで開いているglobalgamemanagersへ上書き保存はできません。
一時的に「globalgamemanagers 2」とかの別名で保存してください。
その後Koikatu_Data内にあるglobalgamemanagersと入れ替えてください。
わかりづらかったので記事も修正しました。
返信が遅れてもうしわけありません
ご丁寧な説明ありがとうございます。
無事VR起動しました 凄く感動しています!
オキュラスでは音声はでないものなんでしょうか、、
今度コイカツをインストールし直してもう一度
やってみます。
音声出ました! 素晴らしい学園生活を送ってます〜
テキストファイルを修正
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = “None”
[1]
1 string data = “OpenVR”
起動してみたのですが、VRSettings.xmlというファイルは作成されるのですが
VRContext.xmlは作成されないですね。。。
NearClipPlaneの設定をどこでやればいいのかわからず。。
コイカツをVRでやるの最高すぎる…。ゴミみたいなぼやけまくった画質の詐欺レベルのPSVRとか買わなくてvive買って良かったw
思い切り楽しんでるけど。
これエロ無しで純粋に恋愛シュミレーションみたいなゲームもまた発売してくれないかな…。
何にしてもMOD作ってくれた作製神に感謝!
本編VRをされている方々の、PCスペックを知りたいので教えて頂けないでしょうか?
すみません。vrは導入できのですが、通常版をしたいときはどうしたらいいのでしょうか?(patch&luncher)じゃないほうを起動したのですがvrになってしまったので困っております
(patch&luncher)に追加した「--vr」を「--novr」へ変更してください。
上記の方法ではVRと非VRを切り替える場合、毎回変更が必要になりますので、(patch&luncher)をコピーして--vrと--novrの2つを用意するのが楽だと思います。
丁寧な解説ありがとうございます。
質問ですが、本編がVRで起動できない状態です。
エラーメッセージですが、
[Error] IPA has been detected to be installed! IPALoader may not function correctly!
となります。
[翻訳]IPAがインストールされていることが検出されました。 IPALoaderが正しく機能しない可能性があります。
よくわからなくなり、再インストールしなおして、こちらの記事と「公式VRに操作性改善MODを導入して快適プレイ」を導入しております。
公式パッチは1月を当てております。
何かを削除しないといけないのでしょうか?
9.です。
あのあといろいろ試して自己解決しました。
UABEを管理者権限で起動したことと、公式のアップデートを12月配信(現在最新1月配信)に戻したところ動作しました。
いまの状態をバックアップして、いつでも戻せるようにしておきます。
お騒がせいたしました。
それとMODのダウンロードしました。ありがとうございました。
VRとして起動出来ません。
Koikatu (Patch & Launch)を実行しても、黒いウィンドウに
Updating files Architecture x64 Successfully updated files!
と一瞬だけ出てすぐに消えてしまいます。
原因はどこかわからないでしょうか?
>>10 すいません、自己解決しました
コイカツVR起動までは出来たのですが、MOD有りキャラのMODが一部反映されなくなりました。付け毛やMOD衣装等です。同じ様な症状の方いらっしゃいますか?
バックアップしておいた、VR導入前のコイカツはMOD有りでも反映されました。
一応、色々試したのですが、特に改善されませんでした。
・abdateをVR導入前のフォルダで上書き ・Koikatsu_Dateのglobalgamemanagers以外を上書き
・Koikatsu_DateとKoikatu.exe以外を上書き
このサイトに書いているipaを使うmodを使うと、他のmodが読み込めなくなるから、
別のmodを使った方がいい
https://github.com/Ooetksh/KoikatuVR/releases
こんです。まだいらっしゃるかな?
こちらのサイトの方法で試してみたのですがゲーム起動後、音は出るのですが画面が映らない状態なのです。(VR機設定のオプション画面になりますがゲームは起動している模様)
VRにはPIMAX 4Kを使用してるのですがやはりそれがまずいのかな。
正式STEAMのVR機採用すれば画面も映るようになるのか、やはり手順方法が間違っているのか、何か意見ありましたら教えていただけますか?