先日ハニセレ2の本編VR化MODを紹介しました。
スタジオもVRでプレイできるようになる、VR化MODが公開されていますので導入方法を紹介します。
※MODの導入は自己責任です。
目次
コンセプト
◆世界でここにしかない! 細部までこだわったキャラメイクとお手軽な濃厚Hの完全融合!◆
自由自在に表現できるハイクオリティなキャラメイクで作成した、
お気に入りのキャラクターとお手軽に濃厚なHが楽しめる、
世界でここにしかない、3DキャラメイクHコミュニケーションです。
◆新しくなったHシチュエーション! コスチュームやイベントもさらに進化!◆
新たなHシチュエーションやコスチューム、イベント等が多数登場。
また前作をしのぐ膨大な音声パターンで、
さらに進化した『ハニーセレクト』の世界を、よりディープにご堪能いただけます。
◆潮吹きや汁垂れなど、新たな体液表現を搭載! Hシーンがさらに過激にパワーアップ!◆
進化した体液表現を駆使して、潮吹きや汁垂れを実現。
圧倒的な存在感のキャラクターから溢れ出る、濃密な体液表現で、
Hシーンをより過激に演出しています。
◆今回は女の子に会いに行ける! 新イベントや特殊なHも盛りだくさん!◆
前作『ハニーセレクト』では呼び出すだけだった女の子。
『ハニーセレクト2 リビドー』では自分から女の子に会いに行く事で
新たなイベントや、特殊なHシーンをお楽しみいただけます。
事前準備
SteamVRのインストール、HMD(Vive等)の設置と各種設定も完了した状態にしておきます。無料で衣装等が追加される追加データの適用をオススメします。
動作確認は「Ver.1.1.1」で確認しています。
ハニセレ2のファイルを弄る
VR化するためにハニセレ2のファイルを弄る必要があります。UABE(Unity Asset Bundle Extractor)というファイルを展開できるソフトを使用します。
UABEをダウンロード
UABEをこちらからダウンロードします。「AssetsBundleExtractor_2.2stabled_64bit.zip」をダウンロードしてzipを解凍してください。
UABEを使用してファイルを展開
解凍したUABEを起動「File → Open」からハニセレ2のインストールフォルダにある
「StudioNEOV2_Data / globalgamemanagers」を開いてください。
※ globalgamemanagersはバックアップをオススメします。
「Path ID」が11の「Type」が「Build Settings」となっている行を選択し、「Export Dump」をクリックしてテキストファイルを保存してください。
保存完了後も、UABEはそのまま起動した状態にしてください。

テキストファイルを修正
保存したテキストファイルをメモ帳等で開き、26行目の「0 vector enabledVRDevices」から28行目の「0 int size = 0」までを下記のように変更して保存してください。
変更前
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0

変更後
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"

参考
上記変更で起動できない場合があります、その場合は下記の変更を試してみてください。変更後2
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"

UABEでファイルを戻す
UABEの画面へ戻り、先ほど修正して保存したテキストファイルをインポートします。「Import Dump」をクリックし、修正したテキストファイルを選択します。
下の「OK」をクリックすると、変更を保存するか表示されるので、「はい」を選び、globalgamemanagersを保存します。
ここでは「globalgamemanagers2」という名前で保存します。
※ 現在開いているglobalgamemanagersへ上書き保存は出来ません。
ハニセレ2のインストールフォルダの「StudioNEOV2_Data」に保存をオススメします。一旦適当な別名で保存してください。
デスクトップ等に保存した場合、ファイルが壊れてしまう事があります。

入れ替え
別名で保存した「globalgamemanagers2」を、オリジナルファイルのglobalgamemanagersと入れ替えます。ハニセレ2のインストールフォルダにある「StudioNEOV2_Data / globalgamemanagers」と名前の変更で入れ替えてください。
MOD導入
BepInExを導入
MODの動作に必要なプラグインBepInExの導入が必要です。本編VR化で導入済みの方は飛ばしてください。
バージョン「v5.1」を使用します。
「BepInEx_x64_5.1.0.0.zip」をこちらからダウンロードしてください。
解凍
ダウンロードしたzipを解凍し、changelog.txt以外をハニセレ2のインストールフォルダへコピーしてください。
IllusionFixesを導入
たまに起動直後にフリーズしてしまうので、フリーズを解消するMODを導入します。ここから「IllusionFixes_HoneySelect2_xxx.zip」をダウンロードしてください。
※頻繁にバージョン更新が行われるので、xxxは最新版のナンバーをダウンロードしてください。
zipを解凍して、出てきた「BepInEx」フォルダをインストールフォルダへコピーしてください。
VRMODを導入
スタジオVRMODを導入します。こちらからダウンロードしてください。

解凍
ダウンロードした「HS2_StudioNEOV2VR_v0.0.3.zip」を解凍してください。readme.txt以外をハニセレ2のインストールフォルダへコピーしてください。

ショートカット作成
VRで起動するためにショートカットを作成します。「StudioNEOV2.exe」の上で右クリックをし、ショートカットの作成をクリックします。
「StudioNEOV2.exe - ショートカット」というショートカットが作成されます。

作成されたショートカットを右クリックしプロパティを表示して、
リンク先の末尾に「 --studiovr --novr」と追加してください。
先頭に半角スペースを必ず入れて区切ってください。

起動する
スタジオがVRで起動できるか確認をします。SteamVRを起動した状態で、「StudioNEOV2.exe - ショートカット」を実行してください。
SteamVRステータスにStudioNEOV2と表示されていれば導入成功です。
スタジオのゲーム画面がコントローラーに表示されたのを確認したらソフトを終了してください。
表示されない場合、ここまでの手順で間違えている箇所があります。
距離調整
キャラに近づくと頭の中身が見えてしまいますので、キャラまでの距離を調整します先ほどの初回起動時に作成された「StudioNEOV2VRContext.xml」をメモ帳などで開き、21行目にある「NearClipPlane」の数値を「0.001」へ変更して保存してください。

操作方法
※以下コントローラーはViveで確認した操作方法です。oculusや他HMDと異なる場合があります。コントローラーの切り換え
メニューボタンを押すことでコントローラーの役割を切り換えることができます。ゲーム画面

ワープ・移動

GripMove

ゲーム画面操作
ゲーム画面がコントローラーに表示されます。ゲーム画面の操作は、非VRの通常モードと同じなので、通常モードをプレイしていればVRでも特に問題ないと思います。
コントローラーの1つをゲーム画面にした状態で、もう1つのコントローラーをゲーム画面へ向けると、コントローラーからレーザーポインターが出てきます。
これがマウスカーソールの役割になり、ゲーム画面へ向けて選びたい項目等にポインターを当てた状態でトリガーを握れば選択できます。
グリップボタンを押すと、ゲーム画面を空間内に固定することができます。
再度押すとコントローラーへ戻ります。
移動方法
コントローラーの移動状態で、ワープとグリップ移動が可能です。ワープ
トラックパッドを撫でると表示されるエリアへトラックパッドを押すと移動できます。
グリップ移動
動きたい方向へコントローラーを出し、グリップを押して引くと進むことができます。
高さや微調整はグリップ移動がオススメです。
視点回転
トラックパッドの左右を押すと、視点を左右へ動かすことができます。
GripMove
- GUIスクリーンは常に宙に浮いています。トリガーを使用してGUIスクリーンを掴み、移動、回転させることができます。- "メニュー"ボタンを 1.5 秒押すと、GUIスクリーンの位置を初期化します。
- IKおよびFKのマーカー(青や赤の球体)をトリガーを使用して掴み、移動、回転させることができます。
- キャラクターやオブジェクトのマーカー(足元の緑の球体)をトリガーを使用して掴み、移動、回転させることができます。
- スケール調整モード(画面左下のScaleボタンから選択)ではスケールのマーカー(緑の球体)をトリガーを使用して掴み、移動させることで、スケールを変更できます。
- ワークスペース(GUI上右側)のツリー選択で、オブジェクトの選択と非選択を行うことができます。
シーン上のキャラクターの選択球(緑球)にコントローラーを合わせた状態でタッチパッドを押すと単一選択することができます。
もしくは
GUI画面上でカーソルをオブジェクトに合わせてタッチパッドを押すと、複数選択を行うことができます。
スタジオVR化
これで公式では対応しないスタジオがVRでプレイ可能になりました。スタジオはVRコントローラーで操作すると、キャラの位置調整が簡単に行えるのでありがたいですね。
詳細な操作方法は同梱されているreadmeで確認してください。
Vive Proで本編とも無事VR化できました
分かり易い説明で各種ファイルへのリンクも貼ってくれて本当助かってます