以前、本編とスタジオをVRでプレイできるようにする、VR化MODを紹介しました。
本編とスタジオで別々にVR化MODを導入する必要がありましたが、一度で導入できるようになったVR化MODが新たに公開されました。
コントローラーの当たり判定が追加されており、触ることでおっぱいとお尻を揺らすことができます。
※MODの導入は自己責任です。
前提条件
このMODはハニセレ2の追加コンテンツ
「DX(デラックス)」が導入された、本体バージョン「Ver.1.2.3」で動作します。
DXが必須になりますので、未適用の方は購入が必要です。
DX
リビドー本体を持っている方は、追加コンテンツのみ購入してください。
これから購入する方は、本体とセットのコンプリートパックがオススメです。
本体バージョン
本体バージョンはタイトル画面の右上に表示されています。
バージョンが「Ver.1.2.3」ではない場合、こちらからダウンロードしてアップデート行ってください。
全部入りをダウンロードし、適用してください。
バックアップ
MOD導入失敗時に元に戻せるように、バックアップを推奨します。
ハニセレ2インストールフォルダを丸ごとコピーしてバックアップを取ってください。
MOD導入
ファイル置き換え
VR化するためにハニセレ2のファイルを弄る必要があります。
今回は公開されている、変更済みファイルを使用します。
自分で変更する方法もありますので、一応掲載しておきます。
こちらから最新版の「GlobalGameManagersFor_HS2DX_V1.2.3_ONLY.zip」をダウンロードしてください。
解凍
ダウンロードした「GlobalGameManagersFor_HS2DX_V1.2.3_ONLY.zip」を解凍すると「HoneySelect2_Data」と「StudioNEOV2_Data」が展開されます。
2つのフォルダをハニセレ2のインストールフォルダへ上書きコピーしてください。
以前は手動で行っていた、手動での書き換えを行う場合、下記手順を参考に試してください。
手動書き換え手順(現在は行う必要なし)
UABE(Unity Asset Bundle Extractor)というファイルを展開できるソフトを使用します。
UABEをダウンロード
UABEをこちらからダウンロードします。
「AssetsBundleExtractor_2.2stabled_64bit.zip」をダウンロードしてzipを解凍してください。
UABEを使用してファイルを展開
解凍したUABEを起動
「File → Open」からハニセレ2のインストールフォルダにある
「HoneySelect2_Data / globalgamemanagers」を開いてください。
※ globalgamemanagersはバックアップをオススメします。
「Path ID」が11の「Type」が「Build Settings」となっている行を選択し、「Export Dump」をクリックしてテキストファイルを保存してください。
保存完了後も、UABEはそのまま起動した状態にしてください。
テキストファイルを修正
保存したテキストファイルをメモ帳等で開き、
38行目の「0 vector enabledVRDevices」から40行目の「0 int size = 0」までを下記のように変更して保存してください。
変更前
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0
変更後
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"
参考
上記変更で起動できない場合があります、その場合は下記の変更を試してみてください。
変更後2
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"
UABEでファイルを戻す
UABEの画面へ戻り、先ほど修正して保存したテキストファイルをインポートします。
「Import Dump」をクリックし、修正したテキストファイルを選択します。
下の「OK」をクリックすると、変更を保存するか表示されるので、「はい」を選び、globalgamemanagersを保存します。
ここでは「globalgamemanagers2」という名前で保存します。
※ 現在開いているglobalgamemanagersへ上書き保存は出来ません。
ハニセレ2のインストールフォルダの「HoneySelect2_Data」に保存をオススメします。一旦適当な別名で保存してください。
デスクトップ等に保存した場合、ファイルが壊れてしまう事があります。
入れ替え
別名で保存した「globalgamemanagers2」を、オリジナルファイルのglobalgamemanagersと入れ替えます。
ハニセレ2のインストールフォルダにある「HoneySelect2_Data / globalgamemanagers」と名前の変更で入れ替えてください。
スタジオもVR化したい場合、同様の手順で「HoneySelect2_Data」を「StudioNEOV2_Data」に置き換えて作業をしてください。
BepInExを導入
MODの動作に必要なプラグインBepInExの導入が必要です。
バージョンは「5.4.15.0」で確認しています。
最新のBepinでも問題はないと思われますが、動作しない可能性も考えられます。
こちらから最新のBepinEx「BepInEx_x64_5.4.xxxx.zip」ををダウンロードしてください。
解凍
ダウンロードしたBepinExのzipを解凍し、changelog.txt以外をハニセレ2のインストールフォルダへコピーしてください。
IllusionFixesを導入
バグ等を解消するMODを導入します。
ここから「IllusionFixes_HoneySelect2_xxx.zip」をダウンロードしてください。
※頻繁にバージョン更新が行われるので、xxxは最新版のナンバーをダウンロードしてください。
zipを解凍して、出てきた「BepInEx」フォルダをインストールフォルダへコピーしてください。
VRMODを導入
VR化MODを導入します。
「HS2VR.zip」をこちらからダウンロードしてください。
解凍
ダウンロードした「HS2VR.zip」を解凍してください。
出てきたファイル全てをハニセレ2のインストールフォルダへコピーしてください。
距離調整
キャラに近づくと頭の中身が見えてしまいますので、キャラまでの距離を調整します
インストールフォルダにある「VRContext.xml」をメモ帳などで開き、21行目にある「NearClipPlane」の数値を「0.001」へ変更して保存してください。
サイズ調整
ゲーム内のスケールサイズがおかしいので調整します。
「VRSettings.xml」をメモ帳などで開き、8行目にある「IPDScale」の数値を「10」へ変更して保存してください。
数値は使用しているVRの環境で異なります。各環境に合わせて数値は変更してください。
デフォルトモード変更
起動時にデフォルトではCtrl+Cを2回押さないとコントローラーで操作できません。
毎回押すのは手間なので、モードを変更します。
インストールフォルダにある「VRSettings.xml」をメモ帳などで開き、76行目にある「
これで毎回起動時にCtrl+Cを2回押さなくてもコントローラーで操作可能になります。
起動確認
非VRをプレイする場合は、「HoneySelect2.exe」を使用し、VR版をプレイする場合は「HoneySelect2.exe - VR」のショートカットを起動してください。
SteamVRを起動した状態であれば「HoneySelect2.exe」でもVR版でプレイが可能です。
SteamVRステータスにHoneySelect2と表示されていれば導入成功です。
操作方法
※以下コントローラーはViveで確認した操作方法です。oculusや他HMDと異なる場合があります。
コントローラーの切り換え
メニューボタンを押すことでコントローラーの役割を切り換えることができます。
ゲーム画面
ワープ・移動
プレイ
縦回転
ゲーム画面操作
ゲーム画面がコントローラーに表示されます。
ゲーム画面の操作は、非VRの通常モードと同じなので、通常モードをプレイしていればVRでも特に問題ないと思います。
コントローラーの1つをゲーム画面にした状態で、もう1つのコントローラーをゲーム画面へ向けると、コントローラーからレーザーポインターが出てきます。
これがマウスカーソールの役割になり、ゲーム画面へ向けて選びたい項目等にポインターを当てた状態でトリガーを握れば選択できます。
グリップボタンを押すと、ゲーム画面を空間内に固定することができます。
再度押すとコントローラーへ戻ります。
移動方法
コントローラーの移動状態で、ワープとグリップ移動が可能です。
ワープ
トラックパッドを撫でると表示されるエリアへトラックパッドを押すと移動できます。
グリップ移動
動きたい方向へコントローラーを突き出し、グリップを押して引くと進むことができます。
高さや微調整はグリップ移動がオススメです。
視点回転
トラックパッドの左右を押すと、視点を左右へ動かすことができます。
プレイ操作
HシーンでHパッドの操作が可能です。
あまり反応は良くありません。
マウスで操作が確実なのでマウスを推奨します。
縦回転
角度を調整が可能です。
細かい微調整はコツが必要です。
あまり動かしすぎると酔うので注意してください。
本編、スタジオ対応
以前のVRMODを使用していた方は、VRMODのファイルを削除後導入をしてください。
今回から非VRを遊ぶためにバックアップしておいた、globalgamemanagersとVR用に書き換えたglobalgamemanagersを入れ替える必要がありましたが不要になりました。
一部描写設定によっては画面がぼやけて見えます。
オプションの描画設定でブルーム等をオフにしてください。
新機能として、コントローラーで体の判定とコントローラーの切り替えで回転機能が追加されました。
特に回転機能は体位で角度を変えたい時にかなり役に立ちます。
動作未確認ですが、グラフィックを強化するMOD(HS2 Graphics)も同時に公開されています。
詳しい方がいたら情報いただけると助かります。
コメント
コメント一覧 (24件)
コイカツの本編vrも進化して、キスや揉めるようになってます。動作もかなり安定しました。もしよければご紹介ください。
https://github.com/mosirnik/KK_MainGameVR
ありがたやありがたや・・・
こういうの公式で出してほしいですよね
順番通りにやってみたのですが、映像が映りませんでした
VRモードにはなるのですが、タイトル画面が真っ白で音楽は鳴っている状態です
ご教授お願いします!
ゲームを右クリックし管理者で実行を押し起動してみてください。
私も導入時に同じような状態になりました。
インストールしたフォルダの名前を日本語→英語にしたら本編は無事プレイできるようになりました。
スタジオの方は起動中画面のまま動いてくれません…
スタジオで体とかつかんで動かせるようにならないかなー
これからHS2を始める者です。
HFパッチに頼ろうと思っているのですが、このVRMODはHFパッチを当てた後に導入すれば良いのでしょうか?それともこちらのページにある方法で先にこのVRMODを導入してからHFパッチをあてた方が良いのでしょうか?
もしわかる方がおりましたら教えてください。
最近導入済のHS2_StudioNEOV2VR_v0.0.3が上手く動作しなくなってしまったので置き換えのつもりでこちらを導入してみましたが、このMODだとスタジオ中にFK/IKマーカーがグリップできませんでした
HS2_StudioNEOV2VR_v0.0.3自体は残していたので、試しにBepInExから今回のHS2VRだけフォルダごと退避させてみると、HS2_StudioNEOV2VR_v0.0.3が正常に動作するようになりました
個人的な目的は果たせたのでとりあえず御の字かなぁ…とりあえずご参考までに。
素晴らしい情報ありがとうございます。この症状は最新の9.1でも治っていないのですが、これでとりあえず解決しました。最初動きませんでしたが、アプリのショートカットを古いほう--studiovr --novrに入れ替えたら動きました。
VR導入してみたのですが、上記通り入れたと思いますがVRモードにならず2D再生になります。
管理者で実行もしてみたのですが、名前が見つからないと、始まりもしません。
どこで間違えたのか・・・。わかる方いたら教えて下さい(._.)
failed to load mono というエラーメッセージが出るのですがどなたか解決法を知らないでしょうか?
この記事のおかげでVRでスタジオを楽しむことが出来ました
最高でしたありがとうございます・・・
素晴らしいMOD大変感謝しております。
無事VRスタジオを画面でみることはできたのですが、起動時VIVEコントローラーが操作出来ません。Ctrl+Cを2回押しても反応無く、76行目にある「Seated」を「Standing」へ変更もしてみましたが、反応有りません・・・、どなたかご教授いただければ幸いでございますm(__)m
素人の質問で恐縮なのですが、
UABEでImport Dumpを実行すると
UABEが強制終了します。
どうしたらよいでしょうか。。。
下記の環境で試してみましたが、fpsが20くらいしか出ず...
酔ってしまい、10分もプレイできなかったです。
これっておまかんのスコアなんでしょうか?
CPU: Intel i9-10900K
メモリ: 32GB
グラボ: RTX 3080
設定の描写レベルを落としみてください。
反射や雨など重い処理はVRではさらに重くなります。
返信ありがとうございます。
それも試したのですが効果がなく、おまかんっぽいですね。
もう少し試行錯誤してみます。
Quest2です
記述を忘れてました
UABEでテキストファイルを修正するとき,修正前のテキストが,
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0
となっていないのですが,どうしたらよいでしょうか。どなたかご教授ください。
サイトのシステム変更で記事が正常に表示されていませんでした。
現在は修正しています。
UABEでのテキスト変更は現在必要ありません。
手順を飛ばして進めてください。
ありがとうございます!なんとかできました!
今までできてたのが急にできなくなった
ファイルの中いじってないのに
POVモードに入ったら(「、」を押して)、人物は私から遠いので、どのように調整しますか?