延期などがありましたが、ついに発売された「ILLUMINATION」のデビュー作「VRな彼女」のレビューです。
作品紹介


ゼロ距離恋愛、はじまる。 -
『VRカノジョ』プロデューサーが贈る待望の新作──さらに楽しく、さらにかわいく!最新世代のVR恋愛シミュレーション『VRな彼女』では、ヒロインの夕陽さくらと"鼻先が触れそうな距離"で過ごす甘い時間を体験できます。
リアルタイム全光源ライティングと新シェーダーが描く肌の透け感や瞳の潤みは、まさに目の前に"彼女"がいるかのよう。VRヘッドセットを装着した瞬間から、これまでにない実在感があなたを包み込みます。
対応ヘッドセット
PCVR専用で、動作にはSteamVRが必要です。インストールをしてプレイを行ってください。
MetaQuestのスタンドアロンプレイには対応していません。
Indexでプレイしましたが、問題なくプレイできました。
プレイ
初回プレイ時のタイトル画面では本編を始めると設定が選択可能です。

操作方法
操作方法の説明はありませんが、よくある基本的な操作方法とほぼ同じなので、特に迷うこともなく問題はなさそうです。
Aボタン:メニュー表示、非表示
スティック左:移動
スティック右:視点回転
トリガー:決定
設定
各種設定を変更可能です。
本編途中でチュートリアルを表示のオンオフ

移動などの操作項目




本編
彼女のさくらちゃんが部屋に遊びに来てくれるようです。


電球アイコンをレーザーで選択するとことで、次のシーンへ進行していきます。
目線選択からレーザーへ変わっていますが、やるべき操作感はVRカノジョと同じですね。
設定でチュートリアルをオンにしていると、操作説明が表示されます。初回プレイ時は表示をオススメします。


設定で掴むをオンにしていると、オブジェクトも掴んで持ち上げる事ができます。

空中浮遊スマホ

インターホンが鳴りドアを開けてあげましょう。

ちなみにドアへ顔を突っ込むとドアの先に居て貫通して見れます。

いらっしゃい

新さくらちゃんとご対面、かわ・・いいよね・・・

部屋が散らかっているのが気になるようで、片づけてくれるみたいです。

片づけてもらっている間にいらずらをしましょう。



おさわりイベントの時にも表示される電球で違うアクションが発生します。


整理をしているさくらちゃんにイタズラをしましょう。
触ってもいいし、近づいて視姦を楽しんでもいいです。



出口アイコンを選択するとシーンが終了して次へ進行します。

次はケーキを食べるようです。


あーん

食べても復活するケーキ。無限あーん編突入。


食べ終わるとイチャついてシーン終了。


部屋にある物に気づき、どちらかを選択します。


電マを選択しました。
なんであるんだろうね・・・

次もいたずら
電マで色々な場所をマッサージしてあげましょう。

マッサージする場所によって反応が違いますが、全部で2~3パターンを繰り返すだけなので、正直すぐ飽きてしまいますね。
ベッドに寝転がってマッサージもありますが、特になにかあるわけでもなく・・・。




アイテムを落とした時はポインターを合わせて掴むと手へアイテムが戻ってきます。

残像電マだ・・・

トイレに行きたいようなので行かせてあげましょう。

まあ覗きますよね。

ドアを開けるのかと思いきや、反応しませんね・・・
仕方ないので、ドアに顔を突っ込んで覗くことにします。


まあ、特に反応があるわけでもなく、ただ座っているだけなので、虚無感がすごい・・・

この後も同じような流れで、ごはんを作って貰っている時にまたいたずらして、一緒に映画を見て過ごします。








お風呂も一緒に入ることになり、さくらちゃんの体を洗ったり、流してあげましょう。
スポンジとシャワーを使用しますが、すでに手に持っているので落とさないように注意してください。(湯舟に落とすと回収不可能)






エッチ
エッチの



最初のエッチは正常位で
ピストンは体を掴んで動かすことで、実際にエッチしているような動きで楽しめます。


左腕のスマートウォッチを選択するとメニューが現れ。
射精ゲージやピストンの自動オンオフ、衣装の脱衣が可能です。




最後はフィニッシュで射精します。


朝になり、キスをしてエンディングへ・・・





ブラッシュアップ前のモデルが使用されているので君誰だっけ?となりますね・・・。


クリア後
クリア後は衣装変更、エッチの回想が解放されます。
好きな衣装でエッチが出来るようになり、クリア後のメインコンテンツになります



右のメニューから衣装を選択して変更しましょう。
UIは見やすくて分かりやすく、パンストなどは種類が多く用意されています。



バニーが嫌いな男はいない!
組み合わせた衣装はマイコーデに保存可能で、お気に入りのコーデをすぐに呼び出すことが可能です。


フリーエッチ
エクストラのフリーエッチでは、本編でプレイできなかった体位が楽しめます。
前戯、手コキ、フェラ、正常位、後背位、騎乗位がプレイがプレイ可能です。



手コキ
射精などの操作は本編と同じで、体位ごとに触ったりできる箇所が違います。



騎乗位


VRカノジョを超えられるか・・・
ついに満を持して発売となりました。
VRエロゲーといえば「VRカノジョ」と言ってもいいほどだった作品の新作となります。
VRカノジョの制作陣が関わっていること、登場キャラも同じと言っていいのでVRカノジョを前作として扱います。
発売前からブラッシュアップのために延期したりと大注目だったわけですが、前作と比べてどう進化したのか気になりますね。
最初から結論から言うと、前作を超えるという期待には応えきれていない。
良くも悪くも、プレイの内容が前作から変わっていません。
特に、メインとなるさくらちゃんと恋人関係となってイチャラブを過ごすという設定ですが、シーンを進行するための誘導性(次のシーンへの誘導)に強制感が強く出ていて、プレイにさくらちゃんとのイベントをやらされている感が出てしまっていて、さくらちゃんとの恋人関係を「体験する」というより、「流れ作業で処理していく」という印象がかなり強く、さくらちゃんと恋人同士という感情が湧かず、正直あまり没入できませんでした。
イベントでさくらちゃんを触ると反応があるのは前作同様で、特に問題はありませんしインタラクティブ要素としても非常に面白いですが、残念な点として、この反応の種類が少なく、お触りと数回行うと同じ反応が返ってくるだけで「また一緒の反応か・・・」となってしまって、このイベントはもういいかなと次のイベントへ行くことが多々あり気になりました。
触った反応だけではなく、おっぱいやお尻を揉めたり、パンツを下したりなど、エロゲーだからこそできる反応が欲しいのにおっぱいを触っても特におっぱいとしての反応はなく、他の部位と同じ反応では正直期待外れだなとなってしまいますよね。
例えば、恋人といえども最初の数回のおさわりイベントでは、おっぱいを触ると嫌がって怒られたり、嫌がる場所を何度も触ると、さくらちゃんがキレて帰ってしまい別れようと連絡が来てゲームオーバーになってもそれはそれでリアルで面白いと思います。
同じようなイベントを何度もプレイさせるのではなく、各イベントに少しでもいいので違いがあり(怒られるポイントが違ったりなど)、プレイしていて飽きさせないゲーム性がないとプレイに作業感が出てしまいます。特にVRエロゲーではリアル要素も求めるため、作業感があると没入感が一気に薄れてしまいます。
あと、とても動作が重く快適にプレイするのはかなり厳しいですね。
RTX3090で重いシーンでは40FPS程度まで落ち込み、軽いシーンでも80FPS行くか行かないかというほぼ常にカクカクしているような状態でした。
さくらちゃんの顔に近づいた時は必ず重くなっていたので、使用してるテクスチャが重すぎるのか、部屋の外の街オブジェクトが多すぎるのか、このあたりも快適にプレイできるように改善が欲しいです。
Steamの評価は「賛否両論」となっています。
もし価格が2000円や3000円であれば、気になる点もある程度は目を瞑っていいですが、フルプライス価格であればどうしてもプレイヤーの評価基準も厳しくなりますし、価格に見合ったボリュームを提供してほしいとなるのは当然かと思います。
最後に、今作「VRな彼女」で抜いたか抜いてないかでは、抜いていません。
| 綺麗なグラフィック インタラクティブ要素多数 衣装の数が多い | 触った時の反応が少ない フルプライスでは割高感有り 没入感が薄い 動作が重い |

コメント
コメント一覧 (5件)
目がいかにも成形顔って感じで…
このメーカー、他作品もそうだけど、コンテンツ内容のセンスがなぁ。。
キャラも薄すぎて、全然好きになれないのが勿体ない。
ライトやシャドウのクオリティがPS3レベルだ。
正直に言って、元作に比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう。
まあ今後に期待したい。
RTX3090でもカクカクするんですね!ユーザーを相当選びますね。
前作はRTX3080でも最高画質でスムーズだった印象。
今回はリリースが延期されたのでその間にRTX5080に入れ替えました。(CPUは、i9 10900のままなので宝の持ち腐れ?)
動作は非常にスムーズです。しかし画質の調整箇所が見当たらなかった気がします。
背景を緑色にしてパススルーはできないんですかね?