やみの不思議な館にVR化MODを導入してVRでプレイ!

バージョンアップでVR化できなくなりました。
現在ダウンロードできる最新バージョンv1.2.1には対応していません。

同人サークル「おいもらんど」から「やみの不思議な館」が販売中です。
本作はVR対応作品ではありませんが、有志が作成したMODを導入しVRでプレイが可能です。
MODを導入しプレイするまでの手順を紹介します。

※MODの導入は自己責任です。

目次

作品紹介


一人称視点の3Dホラー探索 & シミュレーション。

シナリオモード
 ・不思議で謎の館を探索。
 ・プレイヤーの行動や選択によって変わるエンディング。

シミュレーションモード
 ・ヒロインと共に食事、会話や入浴。また着替えやえっちなど。
 ・親愛レベルを上げる事で出来ることが増えます。
 ・本編未クリアでもシミュレーションモード強制解放コマンドがあります。

CV: 柚木朱莉

ファイルを弄る

やみの不思議な館とSteamVRのインストール、HMD(Vive等)の設置と各種設定も完了した状態にしておきます。

VR化するためにゲームのファイルを弄る必要があります。
UABE(Unity Asset Bundle Extractor)というファイルを展開できるソフトを使用します。

UABEをダウンロード

UABEをこちらからダウンロードします。
64bitをダウンロードしてzipを解凍してください。
https://github.com/DerPopo/UABE/releases

UABEを使用してファイルを展開

解凍したUABEを起動
「File → Open」からやみの不思議な館のインストールフォルダにある
yami_Data / globalgamemanagers」を開いてください。
※ globalgamemanagersはバックアップをオススメします。

「Path ID」が11の「Type」が「Build Settings」となっている行を選択し、「Export Dump」をクリックしてテキストファイルを保存してください。
デフォルトのファイル名は「unnamed asset-globalgamemanagers-11-BuildSettings.txt」です。
保存完了後も、UABEはそのまま起動した状態にしてください。

テキストファイルを修正

保存したテキストファイルをメモ帳等で開き、
42行目の「0 vector enabledVRDevices」から44行目の「0 int size = 0」までを下記のように変更して保存してください。

変更前

0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0

変更後

0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"

参考

上記変更で起動できない場合があります、その場合は下記の変更を試してみてください。

変更後2

0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"

UABEでファイルを戻す

UABEの画面へ戻り、先ほど修正して保存したテキストファイルをインポートします。
「Import Dump」をクリックし、修正したテキストファイルを選択します。
下の「OK」をクリックすると、変更を保存するか表示されるので、「はい」を選び、globalgamemanagersを保存します。
ここでは「globalgamemanagers2」という名前で保存します。

※ 現在開いているglobalgamemanagersへ上書き保存は出来ません。
保存先は、やみの不思議な館のインストールフォルダの「yami_Data」へ保存をオススメします。一旦適当な別名で保存してください。
デスクトップ等に保存した場合、ファイルが壊れてしまう事があります。

別名で保存した「globalgamemanagers2」を、インストールフォルダにある「globalgamemanagers」と入れ替えてください。

MOD導入

やみの不思議な館とSteamVRのインストール、HMD(Vive等)の設置と各種設定も完了した状態にしておきます。

MODをダウンロード

こちらからMODをダウンロードします。
「VRMOD.Template_Unity2018.7z」をダウンロードしてください。
https://github.com/obtdai/VRMOD.Template/releases

7zを解凍してください。
フォルダの中身を「やみの不思議な館」のインストールフォルダへコピーしてください。

exeをドラッグ&ドロップ

やみの不思議な館の「yami.exe」を先ほどコピーしたMODの「IPA.exe」へドラッグ&ドロップします。
黒いウィンドウが表示され、処理が終了し、ウィンドウが自動的に消えたら完了です。

とりあえず起動してみる

先ほどのドラッグ&ドロップで、「yami (Patch & Launch)」というショートカットが作成されます。
SteamVRを起動した状態で、ショートカットの「yami (Patch & Launch)」を実行してください。
SteamVRステータスにyami.exeと表示されていれば導入成功です。
表示されない場合、ここまでの手順で間違えている箇所があります。

本番前に

このままでもプレイできますが、キャラに近づくと頭や体の中身が見えてしまいます。
貫通するのは嫌なので、距離を調整をします。

先ほどの初回起動時に「VRSettings.xml」というファイルが作成されています。
「VRSettings.xml」をメモ帳などで開き、10行目にある「NearClipPlane」の数値を「0.001」へ変更して保存しましょう。

これでかなり近づいても貫通することなくプレイができるようになります。
没入感アップの為に変更をオススメします。

操作方法

2種類の操作方法で操作することが可能です。
キーボードの「Ctrl C」を2回押すと切り替えることができます。

着座モード

キーボードとマウスで操作をするモードです。
Ctrl Space」でVRのゲーム画面にデスクトップの画面を表示することができます。
表示したデスクトップ画面を見ながら、キーボードとマウスで操作してください。

ルームスケールモード

VRコントローラーで操作をするモードです。

ゲーム画面操作
メニューボタンを押すことでゲーム画面がコントローラーに表示されます。

もう1つのコントローラーをゲーム画面へ向けると、コントローラーからレーザーポインターが出てきます。
これがマウスカーソールの役割になり、ゲーム画面へ向けて選びたい項目等にポインターを当てた状態でトリガーを握れば選択できます。

移動方法
動きたい方向へコントローラーを出し、グリップを押して引くと進むことができます。
高さや微調整にオススメです。

やみちゃんかわいい

MODの更新でコントローラーでも操作が可能になりました。
しかし、ルームスケールモードは画面遷移してもVRの画面は遷移しない為、キャラの場所まで移動する必要があります。
少し大変ですが、微調整はルームスケールモードが簡単なので一長一短といった感じですね。
やみちゃんかわいい。

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • いつもありがとうございます。

    やみちゃんかわいい

  • アップデートの為かうまく動作しなくなっていませんか?
    新衣装をVRで遊びたかったのですが残念
    やみちゃんかわいい

    • 最新のバージョンで確認しましたが、コントローラーで操作できなくなっています。
      過去のバージョンを持っているなら消さない方がいいですね。

  • VR化と普通のデバイスでの操作はできたからVRカメラの操作をキーバインドできれば余裕だと思う

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